フォーラムのご案内です。
内閣府の「防災ボランティア活動検討会」の委員で分科会「安全衛生」のメンバーを中心に研究会を立ち上げて活動しております。
活動検討会委員の私も微力ながら参加しております。
多くの方のご来場をお待ち申し上げます。
■目的
市民活動の重要性や創意工夫について、これまで多くの議論や検討がされて来ました。
その中で、活動現場における事故予防や健康管理といった安全衛生対策の必要性も徐々に認識されてきており、過去2回のボランティア安全衛生フォーラムでは具体的な提案を行なうために議論を重ねてきました。昨年度は活動の成果をプチガイドという形にして、ボランティアセンターや災害現場で活躍するボランティアに提供し活用していただきました。
第3回目となる今回のフォーラムでは、過去の災害時に活動したボランティアからの報告をもとに、成果物の有効性や現場活動の変化について検証し、命の大切さ、安全衛生管理の重要性を再確認し、今後展開すべき課題を模索します。
■日 時 平成20年6月14日(土)13:00〜16:30
■会 場 日本財団ビル・ホール(東京都港区赤坂1丁目2番2号)
■主 催 ボランティア安全衛生フォーラム実行委員会
特定非営利活動法人 日本ファーストエイドソサェティ
■後援(予定) 内閣府・総務省消防庁・文部科学省・厚生労働省・国土交通省
■協力(予定) 日本財団、全国社会福祉協議会、中央共同募金会、日本赤十字社
特定非営利活動法人 国際ボランティア学生協会
災害救援ボランティア推進委員会
レールダルメディカルジャパン株式会社、ミドリ安全株式会社
株式会社ダイナックス都市環境研究所
■事務局 特定非営利活動法人 日本ファーストエイドソサェティ
■参加対象・定員 災害ボランティア経験者、災害ボランティアに関心のある市民
市民活動団体、市民活動に関心のある市民 など、150〜200名程を想定
■参加費 無料
■プログラム(予定)
13:30〜13:30
あいさつ、研究会からの活動報告
ボランティアの安全衛生研究会座長:岡野谷 純(日本ファーストエイドソサェティ)
13:30〜14:30
ボランティアの安全衛生・事例報告
・長野豪雨災害
多川孝義 氏 元災害ボランティアセンター(諏訪・岡谷)スタッフ
・能登半島地震=ノロウイルス、ゴミの分別問題など
村野淳子 氏 大分県社会福祉協議会ボランティアセンター
・中越沖地震=応急危険度判定とボランティア活動
後藤孝博 氏 (特活)災害建造物復旧・復興支援会議 専務理事
・中越沖地震におけるボランティアの安全衛生に関するヒアリング報告
藤田 治 氏 (特活)千葉レスキューサポートバイク
・韓国重油流出災害=参加者に事故なし
冨田きよむ 氏 フリーカメラマン/元有珠山ネット代表
進行:宇田川規夫 (国際救急法研究所理事長)
14:30〜14:50 休憩
14:50〜16:30
パネルディスカッション「私たちはどこまで来たのか? 〜ボランティアの安全衛生の今〜」
※事例報告を受けて現在の位置を確認するとともに今後の方向性を模索します。
※参加者との質疑応答を交えて議論を深めていきます。
パネリスト:事例報告セッションより、多川氏、村野氏、後藤氏、宇田川氏
コーディネーター:室崎益輝 氏(関西学院大学 災害復興制度研究所所長)
質問紙取りまとめ:中川和之、岡野谷純