【栃木県北部集中豪雨災害】支援活動報告

(栃木県社会福祉協議会、那須町ボランティア連絡協議会、栃木ボランティア情報ネットワーク、日本青年会議所栃木ブロック、震災がつなぐ全国ネットワークにて構成)

那須町内被災状況(10/6那須町役場発表)

人的被害 死者3名、行方不明2人、負傷者19名

建物被害 住宅全壊17棟、半壊32棟、床上浸水181棟、床下浸水438棟

道路損壊 266個所

橋梁損壊流失 43個所

停電 6,000所帯(ピーク時)

断水 5,000所帯(ピーク時)

9/5 千葉RB 田村(代表)、大月(サポート班長)、村田(事務局)、加藤隊員、栃木RB 中川、斉藤、西井、大房、柳瀬隊員、神奈川RB 小林隊員

9/6 千葉RB 田村、大月、丸山(会計班長)、岡野(バイク班副班長)栃木RB 三浦代表、中川、斉藤、大房、滝野、加藤隊員

・被災住民への救援物資搬送(断水地域への飲料水運搬)

・被災地域でのボランティアニーズ聴取(ボランティアセンター依頼)

・被災現場で活動中のボランティアサポート(土嚢袋、鎌等の復旧資材運搬)

・被災状況の把握と記録保存を兼ねたパトロール(対策本部依頼)

・ボランティアセンタースタッフの現場搬送

千葉RBの活動に使用したバイクはオフロード4台、オンロード2台で通信手段としてアマチュア無線(那須レピータ中継)と、那須町防災無線を併用。


那須水害支援活動に参加して

 千葉RB設立から半年足らずのうちに、初の実戦参加体験となった今回の活動は、わずか2日間ではありましたが、震災以外にもオートバイによる災害ボランティアの役割が十分果たせる機会のある事を認識させられました。

 併せて、災害ボランティアとして活動する上で、日常から関係する行政機関や他のボランティア団体とのネットワーク作りの重要性や、RB内部での緊急連絡網の早期整備の必要性など、今後の課題がいかに多く残されているかを痛感させられる事にもなりました。

 しかしながら、とにかく行動する事が何よりも大切であると言う事が、再認識出来たのは一つの大きな成果でもありました。

 早朝出発 深夜帰着の強行軍となった今回の救援活動に、積極的な参加をしていただいた派遣隊員と、事務局での後方支援活動にあたってくれたサポート隊員の皆さんにお礼申し上げます。

千葉RB代表 田村 章