訓練概要 1.訓練の目的 この訓練は、千葉県総合防災訓練実施方針及び7都県市合同防災訓練実施大綱に基づき、南関東地域における大地震を想定した発災対応型訓練であり、以下の3点を目的として実施する。 (1)大地震及び津波に対する住民の自衛意識の徹底、連帯意識の醸成など、防災意識の高揚と防災行動力の向上を図る。 (2)防災関係機関相互並びに防災関係機関と住民、ボランティア、事業所等との緊密な連携協力体制の確立を図る。 (3)各種協定等に基づく広域応援協力体制の一層の充実を図る。 2.実施日時 [主会場] 平成13年9月1日(土)午前10時から正午まで (予行演習) 平成13年8月24日(金) 午後1時から3時まで [津波会場] 平成13年9月1日(土)午前8時から9時まで 3.実施場所 [主会場] 千葉県旭市鎌数地先「あさひ新産業パーク」 [津波会場] 千葉県旭市仁地先「仁玉浜」周辺 4.主催 千葉県、旭市、(財)千葉県消防協会 5.訓練規模 (1)参加機関 約50機関 (2)参加人員 約5,500人 6.訓練想定 (1)地震想定 9月1日(土)午前8時、千葉県東方沖を震源とする海洋地震が発生し、その規模はマグニチュード8.0と推定され、旭市で震度5強を記録し、「千葉県九十九里・外房地区」に大津波警報が発令された。 さらに、午前10時、千葉県北東部を震源域とする直下型地震が発生し、その規模は、マグニチュード7.2と推定され、旭市の一部では震度7の激震にみまわれた。 (2)被害想定 ア.地震とそれ伴う津波により、海匝地域を中心に大きな被害が発生した。 イ.旭市の被害は甚大で、建物の倒壊・座屈をはじめ、橋梁や道路が損壊したほか、新川の中下流域沿いの低地では、広域にわたって液状化現象が発生するなど、交通機関・電気・ガス・水道・通信等の施設に被害が続出した。 ウ.また、各所で火災が発生し被災者が多数に上るなど、市内は著しく混乱しているほか、飛び火により住宅街に隣接する山林の火災も発生した。 7.訓練項目 住民の応急対策活動の充実強化並びに防災機関相互及び住民との協力体制の確立に重点をおくとともに、旭市の地域性、立地条件等の特性に配慮した直下型地震等に対する訓練を実施する。 特に、地域住民、自主防災組織及び民ボランティア等を利用した広域応援訓練や消防・警察・自衛隊等相互に協力した実践的な救出・救護訓練等を実施する。 8.千葉RBの訓練内容 (1)ボランティアの受付及び活動拠点・活動調整訓練(訓練番号7 10:12〜10:42) ア.想定 市及防災ボランティアリーダーは、ボランティアセンターを開設し、被災地域内外からのボランティアの受付及び連絡調整を行う。 イ.実施内容 千葉レスキューサポートバイク隊(千葉RB隊)は、ボランティア活動センターに駆けつけ、受付をする。 (2)緊急医薬品の航空輸送訓練(訓練番号19 10:38〜10:48) ア.想定 知事は、被災地域の医薬品が不足したため、自衛隊に対し医薬品の航空輸送を依頼する。 イ.実施内容 航空自衛隊ヘリコプター(UH-60J)が、緊急医薬品をヘリポートに輸送する。 ボランティアの千葉レスキューサポートバイク隊(千葉RB隊)は、医薬品を受領し、応急救護所に届ける。 訓練コース図(PDF形式 174KB) (3)展示・啓発 展示・啓発コーナー内にブースを設け、防災使用バイク(バイクトレーラー、セロー、フュージョンなど)や、千葉RBの活動を紹介したパネルを展示し、JRB活動の普及を図る。 9.関連行事 (1)個別予行演習(12:00 現地集合)・・・終了(参加者10名) 訓練に先立ち、参加団体毎に会場を事前に確認し、時間配分など訓練の練習を行う。 (2)全体予行演習(13:30 現地集合) 本番とほぼ同様の内容で、訓練の予行を行う(一部の航空機は飛来しない)。 (3)反省会(キャンプ) 反省会を兼ねて、キャンプを行います。 場所:湖畔荘ファミリーオートキャンプ場(佐倉市飯野町27、印旛沼湖畔) ※訓練に参加できない方の参加も歓迎します(近郊RBの方もぜひご参加ください)。 キャンプ場の地図は、下記URLを参照ください。 ※キャンプ場へは「草笛の丘」方向からしか行くことができません(案内看板あり)。 ※キャンプ場は高台にありますので、湖岸道側からは進入不可です。 http://kokomail.mapfan.com/receive.cgi?MAP=E140.12.22.4N35.44.38.7&ZM=8 iモードカーナビ: <<tokyo,N35.44.38.70,E140.12.22.40>> 以上