8都県市合同防災訓練(千葉県会場)参加
9月1日、八千代市で行われた8都県市合同防災訓練(今年から「さいたま市」が加わり、”8都県市”になった)に参加しました。訓練当日は雨は降らなかったものの、雲が低く、予定されていた航空機(固定翼、回転翼)の運行が全て中止となり例年のようなヘリの爆音がなく、緊急車両のサイレンのみが鳴り響く”静かな?”訓練となりました。
千葉RBの任務は、例年の”ボランティアの受付訓練(支援車両として、「アーガマ号」も参加)”、”緊急医薬品搬送訓練”に加え、今年からは”情報収集訓練”と”被災者の救出支援活動”を新設しました。前者は、ボラセン設置後のバイクによるニーズ調査、後者は、そのニーズ調査途中で発見した被災者救出現場にバイクで応援に駆けつけ、地元消防、交番警官、自衛隊(バイク偵察隊)らと協同で倒壊家屋からの被災者の救出と救護所への搬送を行うと言う内容でした。後者の第二班では、災害救援ボランティア推進委員会との協調訓練として、バイクにSL(セーフティーリーダー)を乗せて被災現場に駆けつけました。また、バイク隊が最大三班に分かれた事から、啓発コーナーの千葉RBブース内に千葉RB訓練本部を設置し、アマチュア無線による活動の統制を行いました。
前記したように今年の訓練では天候の影響で航空機の飛来が無かった為、メインイベント?の”緊急医薬品搬送訓練”が急遽中止となったのが残念でしたが、”混乱”の中で各参加者が臨機応変な対応を行い(シナリオに無い活動)実践に即した訓練ができたものと考えます。
今回の訓練には福岡RBからの青井隊員の参加があり、第3号車のライダーとして訓練に参加していただきました(>青井さん、遠いところありがとうございました)。また、訓練終了後NHK千葉放送局の取材を受け、対応した大月副隊長のインタビューが同日18:00からの番組(NHK-FM千葉)でオンエアされました。