新潟県中越地震復興支援活動(第4報)

 11月3日(祝)の現地レポートです(藤田役員より)。

イラストを描いて貰っている写真は、4日からバイク駐輪場の位置が変更になるので、その案内標識をイラストボランティアにお願いして作成して貰いました。

 倒壊危険家屋はNTTの電話線だけで支えられている状態であり、県道木沢相川線の脇の家で、電話線が切れたり電柱の止め具が飛んだりして、この家が倒壊して道を塞ぐと木沢小学校の避難所まで続く唯一の道路なので、補給線が途絶えてしまいます。また、避難所では数名のボランティアが活動していました。もし、誰かが通行中に崩れたら大変危険です。

 お昼前に、大月副隊長と一緒に木沢小学校に向かう時に危険に気付き、災対本部に連絡をしましたが手付かずでした。木沢小学校に向かうバイク隊には、当該箇所を通る際には注意を促し、たまたま道を挟んで向かいの家の方々が片付けをしていたので、動いているか確認をして貰いました。

 当該箇所を通ったバイク隊の情報により、付近の住民から徐々に動いているという話を聞いたとの報告を受けて、何も処置を講じていないとの事だったので、夕方に大月副隊長と別件で木沢小学校に向かう時に、確認したところ、昼間より更に傾いていたので、木沢小学校に向かう途中ですれ違った地元警察のパトカーを私が追いかけて対処をお願い致しました。

 私が警察に説明している間にも「ギシッ」と音がしていたりしました。最初に通報した警察官が災対本部に連絡を入れて貰い、危険なので消防団か役場の人間を現地に派遣して貰う事になりました。ここを通行するボランティアがまだいるので、安全管理の為、災対本部からの人が来るまで様子を見ていました。

 途中で木沢小学校へ行っていた大月さんが戻って来たので合流して待機していました。暫くすると、地元交番の警察官が到着して通行止にして警戒にあたってくれたので、私たちは引継ぎしてボラセンに戻りました。