新潟県中越地震復興支援活動(第5報)

 11月7日(日)の現地レポートです(藤田役員より)。

本日、私と大泉さんは、駐輪場整理と車検を担当しました。また、ペガサスの格納庫を荷物一時預かり所として、ライダーに利用して貰いました。

当日は特に音の目立つバイクは無かったですが、どうしても2サイクルのバイクはギリギリの面もあるので、「あまり吹かさない様に。そして被らせない(プラグを)様に。」と難しい?注意をしていました。

ボラセンの目の前の坂道は通行止めにして本格的な復旧作業が行われていました。

以下、現地VCからの注意事項です。



<バイク隊希望者及びバイクで現地に来られる方々へ>

★当地は被災地です。普段の「当たり前」が通用しない環境デス。
 正確な運転技術、的確な判断能力、最深の心配りが要求されます。

◎以上の点をご理解いただける、
 思いやりのあるライダーのみなさんのお越しをお待ちしています。

1、バイクについて
 以下のようなバイクはご遠慮願います。
 ○任意保険(←多分、自賠責の間違い)に加入していないバイク、車検を通らないバイク。(→無条件で×)
 ○改造マフラーなど、音の目立つバイク。
 (心やすまる時間の無い被災地では、音の大きなバイクは迷惑以外のなにものでもありません。)
 ○機能性から判断して、過酷な路面状況を走るのに適さないバイク。
 (ローダウンのアメリカン、レーサーレプリカ、取り回しの大変なバイク等。)
 ○任意保険に加入していないバイク。
 ○レーサーウェア等の派手な格好、必要以上のプロテクター等の威圧的な格好。
  (モトクロスブーツは不自由です。)

2、走るとき
 ○住民感情に配慮する為、また、被災地の危険性を考慮して、スピードは遅すぎる位に。
 ○人家が在る場所では徐行。幹線道路では流れに乗って。
 ○走行中の他車に対するスリ抜け、追い越し禁止。
 ○被災地ではバイク走行の危険性が極めて高い状態です。
 自分の運転技術を披露するような行為や、冒険的な運転はつつしんで下さい。

3、活動について
 ○飛び込み仕事に対応する為、待ち時間もお仕事だと思って下さい。
 ○復興支援ボランティアは、ムダ足で当然、ムダ足でよかったと考えましょう。
 バイク隊の活動は最も危険であり、且つ、他のセクションの活動にも大きく影響しています。
 充分な準備と責任感を持って活動に臨んで下さい。

4、ボランティアの信頼
 ○心ないニセボランティアのために、住民の方々は外部の人間に不振感を抱かざる
を得ません。正式なボランティアであっても、配慮を欠いた行動は、ボランティア全体の信頼の
失墜につながります。最低限のマナーではなく、最大限のマナーが必要です。
 
★繰り返しになりますが、当地は被災地です。普段の「当たり前」が通用しない環境デス。
 正確な運転技術、的確な判断能力、最深の心配りが要求されます。
◎以上の点をご理解いただける、思いやりのあるライダーのみなさんのお越しをお待ちしています。


注意:11月12日以降は雪の恐れがある為、バイクについては自粛を呼びかけています。


駐輪場 車検場
手荷物預かり
VC前の階段崩落現場も復旧工事開始