赤十字活動報告


◆平成18年度日本赤十字社本社関東山新支部(2B)災害救護訓練◆

今年は千葉県支部が幹事で山武市蓮沼にて10月5日、6日の2日間で実施されました。
この訓練は日赤本社と9都県の支部が合同で行われる訓練で、蓮沼ガーデンハウスマリーノに対策本部を設置し、蓮沼スポーツプラザ、松尾ふれあい館、成東老人福祉センターに避難所が設置され運営や救護訓練が行われました。
この訓練で千葉RBは千葉県支部との協定団体として成田赤十字病院(想定)から蓮沼スポーツプラザに設置された応急救護所まで医薬品搬送を行いました。
2日目はあいにくの荒天でdERU(国内型緊急対応ユニット)運用訓練は体育館での訓練になりましたが、多数の傷病者に対して、トリアージが行われ、迅速に処置されていました。

          
日赤災害救護実施対策本部 被害(想定)地図 日赤防災ボランティアセンター
千葉RBによる医薬品搬送 多数の負傷者の救護訓練 負傷者役(学生さん)にはメイクがされています

◆平成18年度八都県市合同防災訓練(千葉県会場及び千葉市会場)◆

千葉市会場(9月1日)については日赤防災ボランティアとして、千葉県会場(9月3日、4日)については協定に基づく活動訓練を行ないました。
また、支部の車庫で眠っていた日赤バイクを整備して千葉RBで運用致しました。

      
あいにくの雨天で実施された千葉市会場 日赤救護所まで医療品を運ぶ 日赤バイク

◆日本赤十字社千葉県支部との災害時等における協力に関する協定締結◆

平成18年4月27日に日赤千葉県支部にて日赤千葉県支部と災害時等における協力に関する協定を締結致しました。
この協定は災害時には(1)被災地での情報収集・伝達活動に関すること(2)救護所等への緊急物資輸送に関すること(3)被災者のニーズ調査及び救護活動に関すること(4)防災ボランティアセンターの支援に関すること(5)その他、甲の救護活動に関する協力可能な事項
平時には(1)赤十字事業の救援活動推進に関すること(2)赤十字防災ボランティア活動の推進に関すること(3)その他、甲の事業活動の推進に関すること、等の内容になっております。
今まで連携が無かった訳ではありませんでしたが、今後も連携を強化し、地域の為に貢献出来る様頑張って活動したいと思います。

       
協定締結
(右:菅谷日赤千葉事務局長 左:丸山千葉RB理事長)
赤十字旗の前での記念撮影

◆赤十字防災ボランティア検討会◆

日本赤十字社千葉県支部における赤十字防災ボランティアの活動については、災害時に県内各機関と連携し被災者の支援を行います。
そこで、災害時に最も円滑かつ効果的なボランティア活動を行う為、防災ボランティアの拡充や技術向上を図る為、各種研修や行事等の見直しを行う為に、防災ボランティアリーダー会議より選出されたリーダー又は千葉県支部が必要と認められた者によって構成されています。
検討期間は3年とし、年に4回程度開催予定です。
千葉RBからも協力団体として赤十字防災ボランティア地区リーダーでもある者が1名が構成員に選出されています。

◆平成17年度日本赤十字社千葉県支部合同災害救護訓練◆

 平成18年2月22日に成田市にある中台運動公園の体育館にて日赤千葉県支部、血液センター、成田赤十字病院及び協力機関が参加して災害救護訓練が行われました。
 (想定)
 午前8時45分に千葉県北西部を震源としたM7.2の地震で特に震度6強を観測した成田市では多数の被災者が発生している。
 一次訓練は発災から4時間を想定。
 二次訓練は発災から6時間で、避難所になっている公民館内を想定して体育館内で行われました。
 赤十字防災ボランティアの地区リーダーにもなっている2人(大月&藤田)が赤十字防災ボランティアセンターの訓練要員として参加しました。
      
設置された赤十字防災VC ボランティアとしても訓練に参加した国際医療福祉専門学校の生徒さん 救護訓練の様子

 赤十字防災ボランティアセンターの訓練内容は、立ち上げから始まり、大量に押し寄せる駆け付け型ボランティアの受付や突発的に出されるニーズの対応、ボランティアの派遣や情報管理等の実践形式で行われました。
 また、今回の訓練では、赤十字防災ボランティアセンターの検証も含まれており、検証結果を踏まえて問題点等は改善されていくものです。
 (ボランティアセンターに張付けられていたので、あまり写真は撮れませんでしたが、実際には病院搬送や炊き出し等、広いスペースで行われていました。)
 参加された皆さん、大変お疲れ様でした。

更新履歴   ’06.10.08  更新